- マージャンの『待ち』とは、アガリ一歩手枚の状態で最後の牌が手牌に加わればアガリが完了する『形』のこと、或いは、最後の牌である『アガリ牌』そのもののことを意味します。
- アガリ時には待ちの形やアガリ牌を確認する必要があります。
- これらを確認することで、アガリの形が間違っていないか、フリテンとなっていないかを確認します。
- そのため、ロンの場合は他のプレーヤーが打牌したアガリ牌を捨て牌の位置から移動させず、ツモの場合はツモ牌を自分の手牌には入れずに手牌とは別な場所で晒します。
- 待ちの形は単純なものから複雑なものまで様々な種類があり、その形によって、タンキ待ち、リャンメン待ちなどと分類されます。
- 待ちの形によってアガリ牌の種類も1枚から最大で13枚にもなります。
- 待ちの形によってアガリに有利な形や不利な形などがあり、有利な待ちの形を作ることでより勝率を上げることが出来ます。
- 慣れるまでは、1番アガリ牌が多くて有利なリャンメン待ちを心がけるといいでしょう。
- (1)タンキ待ち(単騎待ち)
- テンパイの際、頭が1枚しかなく、もう1枚手牌に加われば対子(トイツ)となりアガリが完成する1枚待ちのことです。
- アガリ牌は1種類で最大3枚です(4枚の内1枚は自分で持っています)。
- (2)ペンチャン待ち(辺張待ち)
- テンパイの際、数牌(シューハイ)の[1,2]や[8,9]など、最後の面子の端の数字がない状態で、アガリ牌が手牌に加われば順子(シュンツ)が完成してアガリとなる1枚待ちのことです。
- アガリ牌は1種類で最大4枚です。
- (3)カンチャン待ち(嵌張待ち)
- テンパイの際、数牌(シューハイ)の[1,3]や[6,8]など、最後の面子の真ん中の数字がない状態で、アガリ牌が手牌に加われば順子(シュンツ)が完成してアガリとなる1枚待ちのことです。
- アガリ牌は1種類で最大4枚です。
- (4)リャンメン待ち(両面待ち)
- テンパイの際、数牌(シューハイ)の[2,3]や[7,8]など、最後の面子が両面塔子(リャンメン待ちの塔子)の状態で、両端のアガリ牌どちらが手牌に加わって順子(シュンツ)が完成してアガリとなる2枚待ちのことです。
- アガリ牌は2種類で最大8枚です。
- 6種類の待ちの形の中で一番アガリ牌の数が多く、最も有利な形です。
- (5)シャンポン待ち(双碰待ち)
- テンパイの際、[3・3・中・中]など、待ちの形が対子(トイツ)2組ある状態で、一方が頭となり、一方が刻子(コーツ)となる2枚待ちのことです。
- アガリ牌は2種類で最大4枚です。
- (6)ノベタン待ち
- テンパイの際、頭が1枚しかなく、[2,3,4,5]など[2]か[5]のアガリ牌どちらか一方が手牌に加われば頭と面子が完成してアガる2枚待ちのことです。
- アガリ牌は2種類で最大6枚です。